税理士兼自称市民ランナーの檜山です。
友人のランナーが先日出張を兼ねて市民ランナーの聖地である皇居を走りました。皇居は天気がいい日には1日7000人近い人が走るほど人気があり、もちろん元気なおじいちゃんランナーもいたとのことでした。その友人は、おじいちゃんに颯爽と追い抜かれたことで落胆をしていました。
本日9月17日は敬老の日です。某百貨店では、「Grand・Generationの日(G・Gの日)」と謳ってセールをしているようです。個人的には、敬老の日の方がわかりやすくていいと思うのですが。。。
総人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合はおよそ25%、つまり4人に1人が高齢者となります。2050年代には33.4%、3人に1人が高齢者になるといわれています。高齢化の波はより進んでいきそうです。
世帯主が高齢者の場合の個人所得は平均192万円です。全世帯平均の個人所得は207万円ですから、高齢者の所得水準は若年世代と比べて大きな差はないといえます。
一方消費に関しては、将来に不安を抱えている若年者層に比べ、社会的責任を全うし子育てからも解放された高齢者層は拡大傾向といえます。総務省の調べでは、交際費・医療費・光熱費・家事費に対する支出は59歳以下の世帯に比べ多くなっています。
そういった意味では、高齢者のニーズに応えるサービスや商品の開発することで、消費の拡大ないしは日本の経済の活性化を図れることができます。敬老の日でなくても、お年寄りを敬うことが大事です。