税理士の手嶋です。
先週はよく雨が降りましたね。
それまで梅雨らしくなかった分、まとめてでした。
土曜日に野球観戦したのですが、その日だけ晴れでした。
誰かの行いが良かったのでしょう。
試合は残念ながらカープの完封負けでしたが・・・。
さて、こんな梅雨時期に年度末を迎える人たちがいます。
税務署の人たちです。
税務署は7月から6月までが事務年度となっており、
毎年7月10日が定期異動日です。
税務職員は7月に異動して調査法人を選定し、調査にかかります。
そのため8月~12月までの税務調査は十分に時間があるため要注意ですね。
本格的な調査はやはり秋が多いです。
1月~3月については個人の確定申告の時期になります。
税務署、税理士とも多忙なため税務調査は少ないです。
5月~6月については6月が事務年度の区切りになるため、
調査を長引かせられない事情があります。
ただし繰越しとか引き継ぎという手もあるようです。
また税務職員には件数のノルマがあります。
予定通りに進んでいなければ、件数消化もこの時期になります。
件数のノルマのことは元国税の方が話していました。
あと増差の発見はヒット、重加算対象の発見はホームランとも。
税務職員にもいろいろと事情があるのですね。