税理士の手嶋です。
先日、日本酒の獺祭(だっさい)で有名な旭酒造の桜井社長の講演を聞く機会がありました。
いまでこそ全国的なブランドになりましたが、現在に至るまでの貴重な話を聞くことができました。
近くにマーケットがない、原材料が思うように手に入らない、杜氏がやめたなどの
数々のピンチを逆手にとり、東京進出、良質な山田錦の仕入れルートの開拓、
社員による四季醸造の開始、という現在の生産体制の基盤となる変化を遂げ、
成長への道を切り拓いてきたことを話されていました。
もちろんお酒もいただきました。
純米大吟醸 獺祭 二割三分、にごり酒の発泡酒などどれも非常においしかったです。
この旭酒造、岩国市周東町の山奥にあるのですが、実は祖父母が周東町に住んでいたため、
20年以上前から存在は知っていました。
知っていたとは言っても、蔵の前を通るときに、古い建物があるな~、
酒屋さんかな?くらいの認識でした。
あんな辺鄙な場所にある会社のお酒がJALのファーストクラスで使われるようになり、
そして海外に日本酒の文化を広めていることに驚いていますが、
山口県出身の私としては誇らしい気分です。
HPによると、どうやら酒蔵を見学できるようなので、今度申し込んでみます。