今年ももうすぐ8月6日がやってきます。
あの忌まわしき日から70年目の暑い夏です。
広島や長崎に住んでいれば、報道なども多く「原爆」や「平和」などのキーワードを
よく耳にします。しかし、その他の地域にお住まいですとそうでもないかも知れませんね。
それでも、今年のNHKが行った広島市民に対する調査では、原爆投下について
「戦争を終結させるため仕方がない」が「許すことができない」を初めて上回った
ようです。
アメリカでは、「戦争を終結させるため」といった教育がされているようですが、戦争
そのものを悪とする教育は必要だと思います。
昨年の8月6日平和記念式典で、小学生の子供たちが、こうスピーチしています。
「平和について、これからについて、共に語り合い、話し合いましょう。たくさんの
違う考えが平和への大きな力となることを信じて。」
子供たちの未来を考え、平和について考えることができる、70年目の夏にしていきたいと
思います。
大 嶋
よつば会計森下です。
先週、「遺言控除」という言葉をネットニュースでみかけました。
政府・与党が有効な遺言による相続を条件に、一定額を相続税の基礎控除額に上乗せして控除する「遺言控除」の新設を検討しているようですね。「遺言控除」という言葉、なんだか不思議な感じがするのは私だけでしょうか?
自分の思いを紙に書く、というのはよくあることかもしれませんが、正式なもので遺言を残すとなると、少しハードルが高く感じます。現在は、相続税の課税対象のうち遺言を残した案件は2~3割程度にとどまっているそうです。
政府としては、遺言を普及させて遺産相続による紛争を抑制し、若い世代へのスムーズな資産移転を図る狙いがあるようです。
早ければ平成29年度税制改正での実施を目指すようですが、控除額がどれくらいのものになるのか、控除を受けるために有効な遺言の形式はどのようなものになるのか、これからの政府の発表に注目です。