来年平成29年4月1日から消費税が10%に上がる!ということでしたが、延期になりそうな気配でございます。
先日、お目当ての商品を見るために家電量販店へ行ったときのこと。
「あった!これだこれだ!」
すかさず値札に目をやる。
【今だけ特価】的な文字の下に金額がでかでかと赤の太字で書いてある。
「お!なかなか安いではないか!」
しかし、実際にレジでお支払いする金額が異なる可能性を私は知っている。
「頼む!頼む!」と心で願いながらその値札の隅々に目を走らせる。
〇〇〇〇〇円(税込)
小さすぎるし、黒文字だし、細字だし。。。
高額な買い物はなかなかしませんが、ちょっと高い買い物になると消費税8%でも馬鹿にできません。
これってどうなの??
現在は、消費者に対する価格表示をする場合、原則として総額表示が義務付けられています。
例えば、本体10,000円の商品ですと、税込金額である10,800円を表示しないといけないわけです。
※ただし、表示方法についての特例がありますので注意。
また、税込金額が表示してあれば、一緒に税抜金額も記載することが認められています。
ということは、私が見た値札も、きちんと税込金額が記載してありましたので、最初にドドーンと目に入る金額が税抜金額だとしても問題はないわけです。
値札は隅々まで確認しましょう。
※決してできるだけ安い所で買いましょうというわけではありません。納得のいくお店で、納得のいく商品を、納得のいく金額で購入しましょう!
中田裕介