税理士の手嶋です。
最近、弁護士の先生と不動産に関する案件に取り組んでいます。
意見を交換していて感じることが、ひとつの事案についてかなり見方や想定している場面が違うことです。
税理士はトラブルが発生していない状況の延長で物事を考えていますが、
弁護士は最悪の状況を想定して物事を考えています。
考え方について質問をすると「修羅場ばかりを見ていますから」とのこと。
なるほど、平穏の中で仕事をする税理士の知らない世界です。
知らない世界のことだから考えが及びません。
税理士としての知識や経験の延長では辿り着かないものの見方は非常に参考になります。
セカンドオピニオンでも無理ですね、税理士の実務の範囲を超えていますから。
他の業種の方と仕事をする楽しみってこういうところですね。
同じように気づきを与えられる存在でありたいです。