「消費税の転嫁拒否等に関する調査について」という文書が、中小企業庁から届いたお客様も多いかと思います。
一体何の文章なのか分かりづらいですが、簡単にいうと、令和1年10月から消費税が10%に上がりましたが、ちゃんと価格に転嫁(反映)されていますか?というアンケートです。
消費税が10%になったのだから、ちゃんと10%の消費税を預かり、また支払うのは当たり前のことです。
しかし、その当たり前のことが当たり前に行われない場合もあります。
例えば、大手企業から専属で仕事を受注している中小企業などでは、以下のようなケースが考えられます。
もし、大手企業が「うちは消費税10%に上がっても、そちらに支払う金額は変えないよ。変えないといけないなら、他の会社に頼むからいいよ。」と言われてしまえば、大手企業からの仕事で成り立っている中小企業はその条件を飲まざるを得ません。
このようなパワハラが行われていませんか?というのを調べるのが「消費税の転嫁拒否等に関する調査について」になります。
この文書の回答は、任意となっていますので、提出しなければ罰則があるというものではありません。
提出される際に、書き方など疑問に思われる点がありましたら、ご連絡よろしくお願い致します。