新型コロナウィルスの影響で、「事業収入」が減少した「中小企業者等」が所有する「事業用家屋及び償却資産」の固定資産税等課税標準額を、「令和3年度分」に限り、ゼロまたは2分の1とする特例が講じられます。
※詳細は各市区町村へご確認ください。
【要件】
以下の2点の両方を満たす必要があります。
①中小企業者等に該当すること。
②令和2年2月から10月までの任意の連続する3か月間の事業収入の合計額が、前年の同期間と比較して30%以上減少していること。
【減免率】
・30%以上50%未満の減少であれば・・・2分の1
・50%以上の減少であれば・・・・・・・ゼロ
【注意点】
事業用であっても、土地は対象外です。もちろん、住宅用の家屋や土地も対象外です。
【適用する場合の手続き】
①まず必要な書類を用意したうえで、認定経営革新等支援機関等の確認を受ける必要があります。
②さらに必要な書類を用意したうえで、令和3年2月1日までに、各市区町村へ申告します。
【まとめ】
まずは、事業用家屋や事業用償却資産に固定資産税等がかかる予定なのか?の検討から。これが無しならそもそも関係ありません。
次に、事業収入の減少割合の計算です。ここで30%以上減少であれば、検討を進める必要があるかもしれません。
よつば会計
中田 裕介
テレビのニュースでシルバーウイークの人出が半年前に戻ったと報じていました。世界的には新型コロナの感染者が一週間に200万人のペースで増え続けていることを考えれば不思議な感じがします。新型コロナの致死率が3%前後で感染しても症状の軽い人が多いので当初の危機感が薄れているように思います。感染爆発によって医療現場が疲弊してしまい重症者の治療に支障をきたす懸念はぬぐえませんが、なんか今の状況に慣れてしまったようです。当たり前のことですが、私たちがどう生きていけばよいのか正解がないと感じています。
わたしは怖がりですから、しばらくは会食と旅行は自粛しようと思っています。仕事が片付くとまっすぐ帰宅するのが習慣になりつつあります。
帰宅後は、読書や囲碁の勉強をしたり、たまに家内と団地内を散歩したりしていますが、メインはゲームとテレビです。外出自粛のせいで映画とテレビ番組の無料配信に手を染めてしまいました。無料のはずでしたが結局有料配信にも手を付けるようになり配信会社にまんまとやられた感じです。
テレビ番組で好きなものの一つがNHK教育の『100分で名著」です。25分放送の4回で完結というこなれ具合のいい番組です。ビデオで録画していますから、自分に合わないものはスルーしています。個人的には50%以上の打率でためになって面白いです。その本に対する愛が強い解説者の時が特にいいです。まさに好きこそものの上手なりですかね。今はデフォーの「ペストの記憶」をやっています。解説の先生の切れ味が実に鋭く、300年前に書かれたものという感じがしません。
100分で名著お勧めです。
中田誠治
生命保険料の控除証明書がちらほら届き始め、今年も年末調整の時期が来たなあと感じます。
多くのサラリーマンにとっては年末調整は税金が戻ってくる嬉しいイベントですが、会計事務所にとっては年末調整~法定調書~確定申告と続く一連の繁忙期の始まりです。
今年の年末調整はといいますと、改正点が非常に多いです。
①基礎控除 10万円引き上げ
②給与所得控除 10万円引き下げ
③所得金額調整控除の創設 などなど
生活習慣や生活様式が多様化している中、税金もその多様化に合わせて変わっていかないと課税の公平性が保たれないという観点から毎年のように目まぐるしく改正が行われています。
年末調整の実務はといいますと、正しい箇所に正しい情報を入力すると天才会計システム様が自動で答えを出してくださいます。
ですが、その答えが正しいか正しくないかを判断するのが人間の仕事です。
正しく判断できる目を養うため、日々勉強ですね。
金魚とどじょうを飼い始めました。
一緒の水槽で飼っているのですが、金魚は中間、どじょうは底を泳いでいます。
金魚ががっつくので、どじょうの餌も先に食べられてしまいます。
最近では金魚の注意をそらしたすきに、どじょうの口元に餌を投下するテクニックも上達してきました。
よつば会計
井手野下