個人事業でも法人でも、取引先等との交際費はいくらかある場合が多いと思います。
ひとくくりに交際費と言っても、贈答・ゴルフ・飲食など様々です。
ただどのような交際費でも、基本的には領収書は保存されているはずです。
この領収書には、年月日・金額・支払先の名称及び所在地はすでに記載されていることがほとんどだと思います。
しかし、その交際費の相手(取引先等)に関する情報は領収書を受け取った段階では記載されていません。
税務調査があった時、交際費はよく指摘を受けるものです。
「誰に対する贈答か?誰と一緒に行った飲食か?」
これが不明瞭であるがゆえに指摘を受け、過去の事なので自分でもよく覚えていない・・・というケースが多いです。
交際費の領収書には、相手の会社名や氏名を必ず書き込んでおきましょう。
もちろん領収書に書きこまず、交際費の報告書等を別で作成しておくことも考えられますが、ほとんどの場合は領収書に書き込むことで大丈夫だと思います。
よつば会計
中田 裕介