税金の納付方法の一つに、国税は「ダイレクト納付」・地方税は「地方税共通納税システム」というものがあります。
・ダイレクト納付・地方税共通納税システムとは
口座振替により、国税・地方税を納税できます。
・ダイレクト納付・地方税共通納税システム利用の手続き
①ダイレクト納付
所轄税務署に「国税ダイレクト方式電子納税依頼書」を提出する必要があります。
②地方税共通納税システム
口座振替希望の金融機関に「口座振替依頼書」を提出する必要があります。
・ダイレクト納付のメリット
金融機関に出向くことなく、インターネット上で納税手続きができます。
毎月納付の源泉所得税や個人住民税の納税に利用すると、金融機関に出向く手間がなくなり、非常に便利です。
・ダイレクト納付のデメリット
インターネットで納税手続きを期限内に行わないといけないので、忘れないよう納税のスケジュール管理をきちんとする必要があります。
期限を過ぎて手続きを行うと、期限後納付となってしまいます。(延滞税がかかる場合もあります)
メリット・デメリットどちらも考えられますが、業務時間の短縮・作業効率のアップにもつながると思います。
質問等ございましたら、いつでもお気軽にご連絡よろしくお願いします。
※令和3年9月27日時点の法令に基づき、掲載しております。