北海道在住のAさん(90歳)が銀行から借入をし、東京の物件を13億円で購入しました。
94歳でAさんが亡くなり、東京の物件の相続税評価額は3億円(路線価評価額)・借入金は10億円の評価額となりました。プラスの財産は3億円・マイナスの財産は10億円ですので、相続税は0円となりました。
これに対して、税務署が東京の物件の評価額は12.7億円(不動産鑑定士の鑑定額)が適正であると指摘しました。
国税不服審判所⇒地裁⇒高裁⇒最高裁まで裁判が続きましたが、すべて税務署の勝訴となりました。
当初は相続税0円で申告していましたが、最高裁の判決により相続税2億4000万円+加算税+延滞税という莫大な相続税が課税されることとなりました。(その他にも財産が多くあるため、2億4000万円もの高額な相続税となります)
著しい節税となるような過度の相続対策は、今回の事例のように認められない可能性があります。
よつば会計の北木です。
ここ最近、徐々に行動緩和が進んでいるように感じます。
プロ野球の入場制限もなくなり、広島県版のGoToトラベル「やっぱ広島じゃ割」も4月1日から再開しています。
ただ、広島県の感染者数は、3月末頃から1,000人を超える日が増えており、まだまだ油断できない状況です。感染対策をしながら、うまくコロナと付き合っていくことが必要など感じます。
「やっぱ広島じゃ割」
対象期間:4/1~4/28
割引内容:1人1泊または1旅行あたり最大5,000円を上限に、旅行代金から50%相当額を割引
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