平成20年5月にスタートした「ふるさと納税」は、平成20年の寄付総額は81億円ほどでした。
しかし、年々ふるさと納税への認知度や関心が高まり、令和3年の寄付総額は8,302億円と当初の100倍以上まで増加しています。
ふるさと納税をすることによるメリットはよくご存じだと思いますが、実はふるさと納税の返戻品をもらった場合に税金がかかるケースがあります。
例えば、ふるさと納税を年間50万円支払った場合
支払ったふるさと納税額 50万円
もらったふるさと納税返戻品の価値(経済的利益) 50万円×約30%=15万円
※返戻品の価値は自治体ごとに異なりますが、寄付金額の30%以内が目安といわれています。
もらったふるさと納税返戻品の価値15万円は、一時所得として取り扱われます。
一時所得には50万円の特別控除がありますので、上記の例の場合は税金はかかりません。
税金がかかるケースには、以下の例が考えられます。
ふるさと納税を年間50万円支払った+保険の満期があり40万円もうけが出た場合
①もらったふるさと納税返戻品の価値(経済的利益) 50万円×約30%=15万円
②保険の満期によるもうけ 40万円
①、②はどちらも一時所得となり、15万円+40万円=55万円となりますので、特別控除50万円を上回り税金ががかかることになります。
ふるさと納税の返戻品の価値だけで税金が課税されるケースは少ないかもしれませんが、同一年に保険の満期などが重なると税金が課税される可能性はあります。
電話で自分の名前の漢字を伝えるとき、「しめすへんに谷です。」
と4.5年前までお伝えしておりましたが、
正しくは「ころもへんに谷」でした。
よつば会計
中田 裕介
8月10日の朝刊1面に目を通すと、新内閣に女性閣僚が2人しかいないことに驚きを覚えました。どうやら国会議員の割合とほぼ同じくらいらしいです。
たいていのことでお手本にしているかの国では25分の12、ものすごく違います。
たまたま、NHKのBS放送で年代ごとのアメリカの映画史を面白く見た後で、わたしに突き刺さった映画を思い出しました。
1979年に公開された「クレイマー、クレイマー」、アカデミー作品賞や主演男優賞をとった有名な映画です。このころかの国では、年間100万組の夫婦が離婚し社会問題となっていました。女性が自立し社会進出を望んでいくことを夫が理解しようとしなかったからと映画で描いていきます。
家事と育児をすべて妻に押し付け、自分の打ち込める仕事をしたいと相談を受けても聞き流してしまう夫。自分の仕事をなんとかやり遂げることを自分の役割と考えていた私も間違っていたと、今は思うことができます。
税理士 中田誠治
【夏季休業のお知らせ】
8月11日(木)から8月15日(月)までの期間、誠に勝手ながら夏季休業とさせていただきます。
休業期間中、大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
8月16日(火)からは、通常通り営業いたします。