【年末年始休業のお知らせ】
12月29日(木)から1月4日(水)までの期間、誠に勝手ながら年末年始休業とさせていただきます。
休業期間中、大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
1月5日(木)からは、通常通り営業いたします。
税理士の手嶋です。
2023年税制改正大綱が公表されました。
ニュースでは防衛費増額に向けた増税方針とNISAの抜本的拡充と恒久化が大きく取り扱われています。 NISAは良いとして、防衛費に復興税って、唐突ですね。
復興は終わったのですか?復興税の転用で被災地にしわ寄せはないのですか? 丁寧な説明で納得が得られるのでしょうか・・・、やれやれ。
さて今回の大綱は相続・贈与、NISA、インボイス制度と確認すべき改正が多く出ましたが、 相続税関連の改正について触れます。
①生前贈与加算制度の見直し(加算期間の延長)
生前贈与加算は3年から7年へ延長されました。加算対象者の範囲については変更はなさそうです。 令和6年1月1日の贈与から適用されます。 令和9年1月1日以後開始の相続からだんだん加算年数が長くなり、 令和13年1月1日以後相続開始となると加算期間が7年間になります。
②相続時精算課税制度の見直し
相続時精算課税制度についても年110万円の基礎控除を導入されます。 また、相続発生時の加算額の計算が基礎控除110万円の控除後となっています。大きな変更点ですね。
生前贈与による節税を考える場合に、暦年贈与と精算課税贈与の有利不利を検討して 制度を選択することになりそうです。
③その他
教育資金の一括贈与・結婚子育て資金の一括贈与が延長され、内容が見直しされました。 マンションの相続税評価ついては具体的な算定方法や改正時期は不明です。 まだ他にもありますがここでは省略します。
相続税と贈与税の体系の見直しは3~4年前から予告されていたものがようやく公表されました。 暦年贈与は複雑になりすぎなかった点は良かったと思います。 何にしても改正内容が決まりましたので、相続税対策として何が有効か、今後整理してお伝えします。
ここにきてぐっと気温が下がり朝晩の寒さが痛く感じるようになりました。
体温が下がると、体の抵抗力が弱り空気中に浮遊しているウイルスが口や鼻から体内に侵入しやすくなるそうです。
手洗いうがいに加え乾燥対策が大切ですね。
お手軽な方法のひとつで、濡れたタオル等を干しておくだけも違うそうです。
今年も残りわずか、体調に気を付けてもうひとふんばりです。
令和4年も終わりが近づき、年末調整の時期が近づいてきました。
今回は年末調整の時に勤務先へ提出することの多い「扶養控除等申告書」の令和5年分を確認します。
①「非居住者である親族」欄の追加
国外居住者を扶養控除の対象とする場合、令和5年からは一定の要件に該当する親族のみが対象となるため、要件をクリアしているか確認する欄が追加されました。
控除対象となるのは、16歳以上30歳未満、70歳以上、または30歳以上70歳未満の者で留学生・障害者・38万円以上の送金を受けている者、となります。
なお、確認書類の提出も必要となるので要注意です。
②「退職手当等を有する配偶者・扶養親族」欄の追加
控除対象となる配偶者や扶養親族の中で、退職所得が見込まれる人がいる場合は記入します。
年々記入事項が増えたり分かりにくくなっている年末調整関連書類ですが、必要事項を書き忘れたりすると思わぬ損をすることも考えられます。
よくよく注意して提出しましょう!
早いもので2022年も師走を迎えました。
私どもも、ここから超繁忙期へと突入します。楽しみ楽しみ・・・
今年も振り返ってみると様々なことがありました。
収まる気配のないコロナ感染症や円安。
持続化給付金も注目を集めましたが、それに伴う詐欺事件も注目を集めました。
終わりの見えないウクライナ・ロシア問題。ゴルバチョフ氏も今年亡くなりました。
安倍元首相の銃撃事件も記憶に新しいです。
銃撃事件の報道はそこそこに、違う方向に舵を切ったマスコミには違和感を感じます。
今年も暗いニュースが多かったようですが、スポーツは盛り上がりました。
オリンピックに現在行われているワールドカップ。
サッカーは余り興味はないのですが、ニュースはチェックしています。
最近は自転車のロードレースがお気に入りで、来年はぜひ、生で観戦しようと決意しています。
さて、私にとっての2022年はどうだったろう?
んんーん。。。何もない。
強いて挙げれば、、、写真コンテストに入選。コロナ禍で決行が心配だった息子の
修学旅行が行われたこと。。。
それくらいでしょうか。あっ!修学旅行のお土産、父親には無かったのも大事件でした。
いづれにしても大ニュースは有りませんでしたが、元気に楽しく働けただけで十分です。
この年末、自分を振り返って、来年の目標を立てる良い機会にしたいものです。
(大嶋)