税理士の手嶋です。
この半年、連続テレビ小説「虎に翼」を1週間分録画し、週末にまとめて見るのを楽しんでいました。朝ドラを初めて全部見ましたね。
日本初の女性弁護士・判事をモデルにした作品に興味を持ち、見始めました。
憲法14条「法の下の平等」をテーマに、女性差別、外国人差別、夫婦別姓、同性愛、少年法、原爆裁判、尊属殺など、さまざまな社会問題が描かれていました。
これらの問題が取り上げられるたび、現在も大きくは変わっていないことを考えさせられました。
社会問題を扱うと、何かと批判されることが多いようですが、純粋に興味深かったです。
あと、「おかしいと上げた声は決して消えない」ってセリフが好きだったので、
最後にこの伏線が回収されたときは、なるほど、ここでそうなるのねって感じでした。
ちなみに、「おむすび」は見ていません・・・。
もう一つ。
宅地建物取引士、1級FP技能士を取得後、賃貸不動産経営管理士にも合格していましたが、しばらく放置していた登録実務講習を受け、登録手続きを完了しました。
学習期間も含めると約1年半、コロナ禍のため外出制限もあって、よく勉強しました。
不動産と社会保険制度について広く学習できたことが収穫でしたし、実務でも役立っています。
不動産系の国家資格としては、マンション管理士と管理業務主任者もありますが、
マンションの管理に特化しているので、興味が持てないです。
鑑定士は別格ですから、その覚悟がないですね・・。財産評価の役に立つのはわかるのですけど。
次は金融系かな~。
税理士・1級FP技能士の手嶋です。
前回ブログ(R5.8)は実技試験の前でしたが、無事合格しました。
5月の中旬に久しぶりに大阪に行きました。そこで驚いたことが2つ。
1つ目。インバウンド(訪日客)の多さ。
広島も多いなーと思っていましたが、全くレベルの違う混雑ぶりに唖然としました。
難波から道頓堀に向かうアーケードは人・人・人。場所によっては、
人混みで前も見えないほどで、インバウンドの増加を実感しました。
2つ目。御堂筋:国道25号線の車線の数。
京都から大阪市内のホテルへ移動するときに、カーナビの指示通りに進んでいて、
交差点を左折したら、知らないうちにものすごく広い片側8車線の一方通行を走っていました。
あとから調べたらここが御堂筋:国道25号線で車線数日本一の道路みたいです。
あまりの道路の広さに車線を数えたりしていると、カーナビの次の指示は右折!!!
えっ、うそでしょ?! ここで?!
内心かなりうろたえましたが、家族には平静を装いつつ、少しずつ車線変更を繰り返し、
何とか一番右側までたどり着きました。
が、しかし今度は右折場所がわからず通り過ぎる失態!!
街路樹の向こうに分離帯があり、そこを通行して右折するようでしたが、よくわからずじまい・・・。
ずいぶん先まで進んでから引き返すことになりました。
大阪市民の皆さんはよく運転しているなと感心します。本当に。
もう大阪市内は運転したくないですねー。心臓にわるいです^^
とは言え、旅は良いですね。日常にない刺激があって、楽しかったです。
税理士の手嶋です。
いま、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級の取得を目指して勉強しています。
本年5月28日に実施された学科試験は合格済みのため、残すは9月10日に行われる実技試験だけ
となっています。試験が間近に迫り、せっせと問題演習をしています。
FP試験の範囲はライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、
タックスプランニング、不動産、相続・事業承継.となっており
税理士業務と関連する分野が多く、相性の良い試験です。
個人的には社会保険・年金を勉強できたことが収穫でした。
事の始まりは、顧問先が不動産業をすることになり、宅建試験を
そこの社長と一緒に受けたことです。
試験勉強を通じて、日々の仕事ではなかなか身につかない知識を得ることができ、
業務に役立つことを実感しました。
せっかくなのでその流れでFP1級を取得することにし、
その前にステップとしてFP2級を受けて、現在に至ります。
FP1級の次は、賃貸不動産経営管理士試験を受けることに決めていますが、
その後は未定で、何にしようかな~、と考え中です。
税理士の手嶋です。
2021年末公表の新聞の発行部数は3302万部です。
10年前は4834万部、20年前は5368万部ですから減少が加速しています。
私はふだん日本経済新聞を読んでいますが、最近もうひとつ増えました。
朝日小学生新聞です。勧誘されて子どものために始めました。
時事ニュース(最近だと、円安・参院選挙)、国際問題(戦争・難民・食糧危機)、
自然科学、歴史、地理などなど幅広い分野がわかりやすく解説されています。
天声人語の小学生版、天声こども語なんてものもあります。
いやなニュースが扱われていないところも良いです。
中学受験の対策に使われているのか、受験関連の広告が目立ちます。
大人から見れば平易な内容ですが、日刊で、結構なボリュームがあり、
小学生が毎日読んでいることに感心しますね。
うちの子どもはというと、いまのところ「連載小説」や「マンガ」がお気に入りのようですが、
そこは紙面作りのプロたちが子どもの興味を引くように作っているので、
誘導されてぼちぼち他の記事にも目を通しているようです。
あまり多くのことを期待しても思うようにはならないのですが、社会に関心を持つきっかけになり、
親子のコミュニケーションをとるのに役立てばうれしいですね。
税理士の手嶋です。
最近、山本周五郎の小説をいくつか読み返しました。20代のころに初めて触れ、受験勉強の合間に多くの作品を読んだことを思い出します。
作品中の主人公に共通するのは、己の信念を愚直なまでに守り抜き、苦境にあっても周りの人々を思いやり、自己を律する生き方をしているところです。
時代が変わっても、決して変わらない普遍的な価値観があり、そこに心を打たれます。
書評をしたかったわけではないのですが、そんな小説の世界に対して、現実の政治に関するニュースを見るとため息が出ることが多いです。
政治の重要な役割のひとつは税金をどう使うかということですが、中途半端な所得制限をした10万円のバラマキは国民の負託に応えているといえるのでしょうか。
おかしいとの声があれば立ち止まって考えるべきですが、マスクのときと同様に今回も止まりませんでした。
税にかかわるものとして思うことは、納税者はまじめに自主申告して納税の責任を果たしているということです。
国であれ、地方であれ、選挙で選ばれた人は信念のある人でしょう。
議会の決議として導き出される結果にも信念が宿り、政治の責任が果たされていると信頼させてほしいものです。
税理士の手嶋です。
オリンピックの開催と「三体Ⅲ」が気になる今日この頃。
この5月で税務会計の仕事について20年、税理士登録から10年が経ちました。
たくさんある職業の中で良い仕事を選びました。20年経ってもおもしろいです。
話は変わって、先日、帰宅し車から降りると「シュュューーーー!!!!!」と結構な音がします。
驚いて、音のする場所を探すと左後輪タイヤの内側に亀裂があり、勢いよく空気が噴出していました。
走行中にパンクしていたようです。
ランフラットタイヤという、パンク後も走行可能なタイヤだったこともあり、
走行中は全く気が付きませんでした。交通事故を起こさなくてよかったです。
ディーラーに連絡すると、ある程度の距離なら走行可能とのこと。
翌日、パンクした状態で走行し、タイヤショップに行きました。
いつもより慎重に運転しますが、車自体は普通に問題なく走ります。
社会見学として交換作業を見せていただき、パンクの原因の説明を受けたところ、
空気圧の低下により偏摩耗を起こし、サイドがすり減ったことが原因でした。
パンクして空気圧0でも平気なくらいですから、私には空気圧の低下がわからなかったです。
確かに、空気圧のチェックをしてなかったですね・・・・。認識不足です。
空気圧警報システムで問題あれば警告されると勘違いしていました。
走行中にパンクしてもトラブルにならなかったのもタイヤのおかげですが、
空気圧の低下に気が付かなかったのもタイヤが原因かな。
メリットは覚えていても、デメリットは覚えていないことはよくあります。
私も空気圧について注意を受けていたかもしれないです。
メリットよりもデメリットを把握しておくことが大事ですね。
税理士の手嶋です。
コロナで全てが変わりましたね。お盆休みも例外ではなかったです。
例年なら帰省し、親戚が集まり、墓参りをしますが、本年はなしです。
こうなると暇を持て余しそうですが、中田所長から薦められた
中国人作家のSF小説「三体」があることを思い出しました。
中国の小説はほとんど読んだことがなく、タイトルも意味不明のため、
読もうかどうしようかとグダグダしていましたが、
いざ読み始めると、これが面白い!!!!!
文化大革命から始まり、場面が過去と現在を行き来しつつ、
天文学、物理学、謎のVRゲームと訳が分からないまま話が進みますが、
中盤以降、話が繋がりクライマックスまで一気に読みました。
想像力が追い付かなくて、自分では映像化出来ない描写もたくさんあり、
映像作品も見てみたいですね。
これが3部作の始まりということなので、Ⅱ・Ⅲへの期待が高まります。
ちなみに「面白い物語を求めているのならば、この本で間違いない」というのは
新海誠監督の推薦コメントです。
ステイホームで、暇だ、何か面白い本がないか、という方は読んでみて下さい。
続けて「三体Ⅱ 黒暗森林」読みます。あ~、ワクワクする。
税理士の手嶋です。
12月も残りあとわずか、1年は早いものです。
今年を振り返ると、強く印象に残ったのは、「令和」「ラグビー」「キャッシュレス」です。
令和は「穏やかで幸福な世が始まること」を祈念する元号です。
令和は、音の響きがきれいで、やさしく、おだやかな感じがします。
平成のときとは違う高揚感は、退位だったからですかね。
新しい時代の始まりを感じて、とても良い気分になりました。
「ONE TEAM」、最高でした。
いわゆるにわかファンですが、そもそもラグビーを見られる機会が少ないですよね。
日本が劇的な試合展開で勝利していく様を見て、一気に引き込まれました。
多くのスポーツでチームの為にという言葉を聞きますが、ラグビーほど「個人よりもチーム」の意識が徹底されているスポーツは他にはないでしょう。
強靭な肉体と不屈の精神力。プロフェッショナルってすごいです。
キャッシュレスは世の中の大きな変化の象徴のように感じました。
少し前に、ニュースで中国人が屋台の支払いをスマホでしている様子を見たときには、「ふーん」って感じでしたが、いまでは自分が使っています。
政策により、キャッシュレスでの支払いでポイント還元を受けられる制度が出来たことが普及拡大に影響を与えています。やはり国が主導するとすごいです。
お客様の店舗でも導入したため試しに始めましたが、実際使ってみると便利です。
現金補充のために銀行に行かなくなったこと、ちょっとした外出にサイフが不要になったこと、支払いがスムーズで時間短縮されたこと、小銭を触らなくてよくなったこと等々、がメリットですね。
個人の行動が変わって、社会が変わって、この先にどんな変化が起こるのか楽しみです。
新しいものに興味を持って、変化に対応していくことが大事ですね。
今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
税理士の手嶋です。
約8年間乗った愛車を買い替えにより手放すことになりました。
仕事にレジャーに、常に一緒に行動していたので、過ごした時間や体験を思い出すと
感傷的な気持ちになります。
娘や息子を赤ちゃんのときから乗せていたこともあり、いっそう思いが強くなるのかもしれません。
まだ状態は良いはずですから、国内あるいは国外で次のオーナーと元気に駆け回ってほしいです。
最近のニュースから2つほど。
7月1日からの民法改正についてテレビで特集をしていました。
相続があった場合に、義理の親の介護をしていた長男の嫁が、
相続人に介護費用を請求できる内容でした。
これって、なかなか請求しにくいですよね。
請求することによって、わずかな金額にもかかわらず、
見返りのために介護したかのようにならないでしょうか。
制度が出来ても、使うかどうかには慎重な判断が必要です。
もうひとつ7月1日に、相続税・贈与税を算定する基準となる路線価が発表されました。
広島県では2.0%上昇、4年連続のプラスとなっています。
特に広島駅北口の「二葉の里地区」は6~11%の上昇です。確かに様変わりしています。
それにしても広島市の土地は高いです。
最高価格の比較では広島市305万円/㎡に対し、岡山市は137万円/㎡となっており、実に2.2倍です。
中国地方の経済の拠点であり、平地が少ないことなどが地価の差でしょう。
路線価と実勢価格(実際の取引が成立する価格)は少なくとも1.5倍から2倍くらい差がありそうですし、低金利も相変わらずですから、地価上昇傾向はしばらく続くのかも。
しかし、オリンピック後が近づいていますので、そこでどうなるか。
上がったものは下がる。しかし、金利は・・下がったまま。先のことはわかりません。
税理士の手嶋です。
最近、弁護士の先生と不動産に関する案件に取り組んでいます。
意見を交換していて感じることが、ひとつの事案についてかなり見方や想定している場面が違うことです。
税理士はトラブルが発生していない状況の延長で物事を考えていますが、
弁護士は最悪の状況を想定して物事を考えています。
考え方について質問をすると「修羅場ばかりを見ていますから」とのこと。
なるほど、平穏の中で仕事をする税理士の知らない世界です。
知らない世界のことだから考えが及びません。
税理士としての知識や経験の延長では辿り着かないものの見方は非常に参考になります。
セカンドオピニオンでも無理ですね、税理士の実務の範囲を超えていますから。
他の業種の方と仕事をする楽しみってこういうところですね。
同じように気づきを与えられる存在でありたいです。