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[2021.12.07]
郵便の配達変更

 郵便物を郵便局へ持って行った際、「もう届くのは来週になります。」と言われることが増えました。

ご存じの方も多いと思いますが、

2021年10月より、普通扱いとする郵便物・ゆうメールについては、土曜日配達が休止になっています。

また、お届け日数を1日程度繰り下げる、となっています。

逆に言うと、その他の書留や速達などのサービスはこれまでどおり土曜日日曜日休日も配達してもらえます。

よく利用する普通郵便ですが、今までよりも早めに郵送へ出すことを心がけた方が良いです。

よつば会計

中田裕介

[2021.12.03]
年末調整

毎年恒例の年末調整の時期がやってまいりました。

今年度の大きな改正は、「押印が無くなったこと」です。

扶養控除申告書、保険料控除申告書、基礎控除・配偶者控除申告書の3種類の申告書がありますが

すべての申告書から押印欄が無くなりました。

ただし、押印欄がなくなっても、これまで通り申告書への記入や保管義務はあります。

また、年末調整で計算した源泉所得税の納付期限は、半年に1回の納期特例の方は、令和4年1月20日(木)になります。

(毎月源泉所得税を納付されている方は、令和4年1月11日(火)が納付期限です)

よつば会計

井手野下

[2021.11.19]
それぞれの責任

税理士の手嶋です。

最近、山本周五郎の小説をいくつか読み返しました。20代のころに初めて触れ、受験勉強の合間に多くの作品を読んだことを思い出します。

作品中の主人公に共通するのは、己の信念を愚直なまでに守り抜き、苦境にあっても周りの人々を思いやり、自己を律する生き方をしているところです。

時代が変わっても、決して変わらない普遍的な価値観があり、そこに心を打たれます。

書評をしたかったわけではないのですが、そんな小説の世界に対して、現実の政治に関するニュースを見るとため息が出ることが多いです。

政治の重要な役割のひとつは税金をどう使うかということですが、中途半端な所得制限をした10万円のバラマキは国民の負託に応えているといえるのでしょうか。

おかしいとの声があれば立ち止まって考えるべきですが、マスクのときと同様に今回も止まりませんでした。

税にかかわるものとして思うことは、納税者はまじめに自主申告して納税の責任を果たしているということです。

国であれ、地方であれ、選挙で選ばれた人は信念のある人でしょう。

議会の決議として導き出される結果にも信念が宿り、政治の責任が果たされていると信頼させてほしいものです。

 令和3年10月1日から受付開始しています。

ただし、必ず登録申請した方が良いというわけではないので、事前によくよく検討した方が良いと思います。

インボイス制度がスタートするのは令和5年10月1日からで、登録をこの日に間に合わせるためには原則令和5年3月31日までに申請しなければなりません。

また、登録すれば準備完了ということでもなく、適格請求書の発行などのための準備も併せて必要になります。適格請求書には決まった様式はないとのことですので、記載が必要とされる事項が漏れないようにすれば、エクセルや手書きでも大丈夫です。

登録するにせよしないにせよ、直前にバタバタしないように今から検討・準備したほうが安心です。

よつば会計

中田裕介

[2021.10.27]
電子保存

よつば会計、八反地です。

202211日より電子取引の紙保存が廃止になります。

電子取引なんて無いしな~とあんまり関係ないかな~思っていたんですが、amazon等のネット通販サイトからDLしたりメールに添付された請求書や領収書も対象になるそうです。

今までは、紙で印刷し綴っていたのですが、それが来年の1月より駄目になりWeb・メール・クラウドで発行されたものはPCの中で保管しておかなければならなくなりました・・・

※紙で届いているものは、今まで通りで問題ありません

保存要件などもあり、①見読可能装置の備付け②検索機能の備付け③タイムスタンプ、訂正削除ができないシステムの利用、規定の備付け(③関しては、いずれかになります)

①はディスプレイのことになります。

②はPDF等で保存するときのファイル名に取引の「年月日」「金額」「取引先」を付けて検索可能にして保存する等。

③はいずれかなので、運用可能なものを導入する。

※規定については、国税庁がひな形を公表しております

あと2ヶ月ちょっとで始まるので、今のうちに対応できるかどうか確認しておかないといけませんね。

[2021.10.15]
がんばれ国政

衆議院が解散となり、選挙戦に突入しました。

菅内閣に代わり誕生した岸田内閣。正念場ですね。

岸田内閣の柱の一つに「令和版所得倍増計画」があります。

政治や経済の評論家からの受けも悪く、野党からは「アベノミクス」と合わせて

批判されています。

個人所得を増加させ、消費を活性化させる。一見聞こえはいいのですが、ここのところ、トーンダウン気味ですね。

所得倍増に関連して、賃上げ促進税制の拡充という話も出ていました。

賃上げ税制、簡単に言うと従業員の「給料・賞与」を増やすと増やした分の15%相当の

法人税(個人事業者の場合は所得税)を減税しますよ、というものです。

(上乗せ規定や、上限規定など細かなルールはあります)

減税というニンジンをぶら下げて個人所得の増加を促進しようとする税制ですが、

企業にとっては簡単な話ではありません。

コロナ禍で多くの企業はダメージを受け、給料支払いもままなりません。

給与を上げると後で下げづらいので、制度の適用を受けるためには賞与で調整することも考えられます。当然継続的な給与ベースの引き上げにはつながりません。

経営計画をたてて国からの認定を受け、それを達成すると更に10%減税が上乗せされます。現在の経済状況でどれだけの企業が恩恵を受けれますか?

アベノミクス批判でよく言われる格差拡大そのままです。

賃上げ促進税制拡充、大賛成ですが、格差拡大より、底上げでお願いします。 (大嶋)

令和3年の確定申告からふるさと納税の手続きが簡素化されます。

これまで、ふるさと納税については確定申告時に寄付ごとに「寄付金受領証明書」が必要でした。これは、寄付先の自治体が発行するもので、何十か所にふるさと納税をしたときには何十枚もの証明書が送られてきて、管理するのが大変です。

令和3年分の確定申告からは、特定事業者(国税庁指定のふるさと納税サイト)ごとに発行される「寄付金控除に関する証明書」があれば手続きできるようになります。何十か所にふるさと納税をしていても1つのふるさと納税サイトを使っていれば、証明書は1枚で手続きできるようになります。

また、特定事業者のポータルサイトからダウンロードした証明書データをe-Taxを活用して確定申告書に添付して送信する方法や、国税庁が提供するQRコード付証明書等作成システムで読み込み添付して申告する方法によって確定申告を行うことができます。

複数の自治体にふるさと納税をしている方は、確定申告時の計算が少し楽になると思います。

詳しい内容は、以下の国税庁ホームページを参照ください。特定事業者として指定されているふるさと納税サイトについても一覧が載っています。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei/koujyo/kifukin.htm

※令和3年10月12日時点の法令に基づき掲載しております。

[2021.10.04]
秋ですね

税理士の安齋でございます。

日中はまだ30度くらいまで気温が上がり暑いですが、

朝晩は随分すずしくなりましたね。

緊急事態宣言も解除され、広島市も2週間ほど飲食店の時短要請等が出ておりますが、

随分と陽性者数も減少しました。何かと皆で我慢した結果ですね。

ワクチンも当初言われていた集団免疫ができているのか、ちょっと耳にしないのですが・・・

飲み薬の完成が近そうなのが吉報です。

食欲の秋。美味しいものを食べたいですが、しばらく気を付ける日々は続きますね。

税金の納付方法の一つに、国税は「ダイレクト納付」・地方税は「地方税共通納税システム」というものがあります。

・ダイレクト納付・地方税共通納税システムとは

口座振替により、国税・地方税を納税できます。

・ダイレクト納付・地方税共通納税システム利用の手続き

①ダイレクト納付

所轄税務署に「国税ダイレクト方式電子納税依頼書」を提出する必要があります。

②地方税共通納税システム

口座振替希望の金融機関に「口座振替依頼書」を提出する必要があります。

・ダイレクト納付のメリット

金融機関に出向くことなく、インターネット上で納税手続きができます。

毎月納付の源泉所得税や個人住民税の納税に利用すると、金融機関に出向く手間がなくなり、非常に便利です。

・ダイレクト納付のデメリット

インターネットで納税手続きを期限内に行わないといけないので、忘れないよう納税のスケジュール管理をきちんとする必要があります。

期限を過ぎて手続きを行うと、期限後納付となってしまいます。(延滞税がかかる場合もあります)

メリット・デメリットどちらも考えられますが、業務時間の短縮・作業効率のアップにもつながると思います。

質問等ございましたら、いつでもお気軽にご連絡よろしくお願いします。

※令和3年9月27日時点の法令に基づき、掲載しております。

[2021.09.14]
本を読み込む話

よつば会計の武田です。

本を読むのがあまり得意ではありません。読む事自体は好きな方だと思いますが、知らない言葉・知らない表現が出てくると、そちらに気を取られてしまい読み進められなくなります。

とりあえず通読して読み終えてしまえればいいのですが、この言葉の意味は?書かれた時代背景はどうだったのか?そういった意味を取れなければこの本を十全に理解したことにならないのでは?なんてことが気になるのです。

フィクション・ノンフィクションに限らずこういう作業をしてしまうため、元々読んでいた本から離れすぎてしまい、何をしているのかよくわからなくなることもあります。

自分が物事を知らないという感覚があるので、百科事典的な知識の集積としてこういったことをしてしまうと思うのですが、現実の世界では日々新しい事実が発見され、創作の世界では日々新しい物語が創造され、それが連綿と過去から積み重なっていると考えると、決して全てを知ることはないわけです。

そもそも自分が取り入れる分野にしても、最初から偏りがあるわけで、何かを知るには人生とは短いものと思う今日この頃です。

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