大学卒業後、一般企業に就職しました。その会社では、自己啓発に資格取得を推進しており、私も2、3の資格を取得しました。ただ、資格を取得してみて思ったのは、簡単な資格をたくさん取るより、難しい資格を一つ取る方がいいということです。それで、簿記二級の資格取得後に思い切って税理士資格取得を目指すことにしました。科目合格制度の税理士試験で最初に受験したのは簿記論ですが、初めての受験では不合格となりました。このままでは引き下がれないと思い、毎年受験を重ね、8年かけて5科目合格し、税理士になることができました。26歳～34歳の8年間です。その間、30歳のときに、将来の人生を考え、一度きりの人生なので、やりがいを求めてチャレンジしようと会社を辞めて、税理士事務所に勤務しました。

税理士になって十数年経ちますが、会社を辞めて税理士になれて本当に良かったと思っています。クライアントや他の仕事関係者に、喜んでもらっている、役に立っていると感じることがあるからです。やりがいをすごく感じています。これからも、もっともっと皆さまに喜んでもらえるよう、お役に立てるよう精進していきたいと思っています。そのために、自分自身が妥協することなく、前向きに、様々な事案に取り組んでいきたいと思います。